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磁気治療で改善されるうつ症状|tmsは効果絶大の精神治療

治療のあれこれ

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薬の副作用に注意します

治療薬には少なからず様々な副作用があります。長期間の服用が必要になる薬は、このような副作用の影響も軽視出来ないのが常です。罹患者の多いうつ病の場合にも、抗うつ剤による副作用が大きな問題となっています。抗うつ剤は自己判断での中断や減量が厳禁とされているため、副作用が生じた場合には特に厄介な薬です。一般的に言われている抗うつ剤の副作用は、口の渇きや体重の増加、便秘などです。このような比較的軽度な症状も長期化すると心身に大きなストレスを与えます。抗うつ剤の作用によって病状が悪化してしまう可能性もあるため、薬の服用には十分注意をすることが必要です。また、うつ病の治療に使用される薬は、緑内障や低血圧の方は特に使用に慎重になることが大切となります。排尿状態に影響が出る場合もあり、薬の影響が多岐に及んでしまうことが問題です。副作用と合わせて注意をしなければならないのが、依存性です。抗うつ剤のような薬はこうした依存性を形成してしまうことが多々あります。そのため、自己判断で服用をやめることは非常に危険です。服用を重ねるごとに依存性が生じる可能性が高まるため、治療への不安を増大させる一因となります。精神科医や心療内科医の指示に従って少しずつ減量していけば特に問題はないとされていますが、離脱症状の現れ方には個人差があり、完治まで気を抜けないのがうつ病の難しい点です。薬による治療は外科的治療に比べて負担が少ないというイメージがありますが、このような副作用や依存性には気をつけることが重要となります。

新治療に期待が集まります

これまで薬での治療が中心だったうつ病には、現在新しい選択肢が登場しています。tmsと呼ばれる磁気治療が昨今では話題を呼んでおり、日本の精神科や心療内科でも積極的に取り入れられるようになっています。tmsはオリジナルの装置を頭に装着し、脳に磁気の刺激を与える治療です。機器を導入しているのは一部の医療機関に限られていますが、徐々に社会的な認知度が高まっています。tmsはここ数年試験的に開始されており、体験者の半分以上が何らかの効果を得ている治療法です。抗うつ剤に比べると副作用が極めて少ないことから、今後の活用にも期待が持たれています。tmsのような新しい治療法が利用出来るようになれば、選択肢が広がります。これまでの薬治療に不満や不安を抱いていた方も、こういった新治療が功を奏せば早期に薬をやめることも可能です。現在の時点ではtmsには保険が適用されていないため、一定の医療費がかかりますが、今後の動向次第ではより負担を抑えて利用が出来る可能性があります。うつ病の治療に新しい方向を与えているのが、このtmsです。確かな効果が認められれば、機器を設置する医療機関もさらに増えていくと見込まれます。このような状況の変化は患者にとっても大きなメリットです。長期間の治療を要するイメージがあったうつ病は、tmsの登場によってよりスムーズに治癒が出来ると考えられます。精神医療における画期的な治療として、tmsには大きな期待が持たれている状況です。こういった期待はさらに高まっていくと考えられます。